ニュース 医薬 作成日:2016年10月27日_記事番号:T00067095
食品大手、南僑化学工業は26日、金属工業研究発展中心(金属センター、MIRDC)と化粧品、スキンケア用品、健康食品を共同開発する提携覚書(MOU)を交わした。約30年ぶりの化粧品市場への復帰となる。南僑グループの陳飛龍会長は、台湾で開発した製品を世界中で売り込み、グループの海外売上高比率を現在の73%から90%に引き上げ、10年後に海外売上高300億台湾元(約1,000億円)を目指すと語った。27日付工商時報が報じた。
陳会長(右)は、台湾ブランドのスキンケア用品や化粧品を世界市場で売ることは20年来の夢だったと語った(26日=中央社)
南僑は1982年に米ポンズと台湾に合弁会社を設立し、化粧品などを販売していたが、ポンズが株式を買い戻したことで、南僑の関連業務は終了していた。
陳会長は、台湾独自の農産物を利用した製品を開発すると説明。牛樟芝(ぎゅうしょうし、ベニクスノキタケ)というキノコを利用したせっけんが開発の最終段階で、来年初めに発売する予定のほか、フェースマスクも開発中だという。
金属センターの林仁益董事長は、金属センターの天然物創新応用研究所(NPiL、嘉義県)が南僑と提携し、地元の天然素材を生かした高付加価値製品を開発すると説明した。
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