ニュース 金融 作成日:2016年10月27日_記事番号:T00067097
中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)は26日、仮想通貨の根幹となるブロックチェーン技術を研究する「ブロックチェーン実験室」を設置すると発表した。27日付工商時報が伝えた。
実験室の運営に当たっては、世界的なブロックチェーン技術開発会社R3、中華電信、台湾大学、政治大学と提携する。台湾の金融機関がR3と提携するのは初となる。早ければ2018年末までに何らかの形で応用が進む見通しだ。
同行の陳佳文総経理は「フィンテックの発展が銀行の機能に取って代わることは心配不要だが、ライバルがフィンテックの利用で中信銀を上回ることを心配する必要がある」と述べ、既に設置したデジタル金融部と共に研究開発を強化する考えを示した。
陳総経理はまた、ブロックチェーン技術を応用すれば、現在数日かかる海外送金が5秒以内に完了し、安全性も高いと説明した。
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