ニュース その他分野 作成日:2016年10月27日_記事番号:T00067101
台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)董事長がこのほど、蔡英文政権の創新重視の産業政策について、「半導体を含む従来型産業を忘れないでもらいたい」などと注文したことを受け、蔡英文総統は26日、民進党中央常務委員会に出席し、「絶対に産業に孤独を感じさせることはない」などと強調した。27日付経済日報が伝えた。
張董事長は経済発展を最優先にするよう求めたのに対し、蔡総統は成長には創新が必要との認識を示した形だ(26日=中央社)
蔡総統は「創新、就業、分配」を中核的価値とし、永続的な新経済モデルを追求していくとした上で、5大創新研究開発計画や産業創新転換基金による中小企業支援を行うことなどを説明。
蔡総統はまた、半導体産業が中国のいわゆる「紅色供給網(レッドサプライチェーン)」の脅威にさらされていることに言及し、「対岸(中国)が国家的に産業支援を行い、不公平な競争が生じている。新政府は業者の対応を支援していく」と述べた。
さらに、雇用面では内需型産業、サービス業の発展に務め、質の高い雇用機会を創出していくとした。
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