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マクロニクス、4年9カ月ぶり黒字


ニュース 電子 作成日:2016年10月28日_記事番号:T00067117

マクロニクス、4年9カ月ぶり黒字

 半導体メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス)が27日発表した第3四半期の純利益は6億3,300万台湾元(約21億円)で、19四半期ぶりに黒字となった。28日付経済日報が報じた。

 第3四半期の連結売上高は前期比37%増の70億9,200万元となり、過去15四半期で最高だった。ROMの売上高は前期の約2.7倍、NAND型フラッシュメモリーは前期比40%増、NOR型フラッシュメモリーは9%増と軒並み成長した。

 マクロニクスはNOR型フラッシュメモリーが供給不足となるなど多くの製品で顧客の追加発注を受けており、8、12インチウエハー工場のフル稼働状態は来年まで続く見通しだ。呉敏求董事長は、第4四半期も黒字は確実で、来年はさらに業績を拡大したいと述べた。

 マクロニクスは先日、先進プロセス拡充とハイエンド製品用設備に6億5,000万元を充てる設備投資を決定した。呉董事長は、先進プロセスの月産能力が4,000枚増え、来年第2四半期から効果が表れるとの見通しを示した。