ニュース 電子 作成日:2016年10月28日_記事番号:T00067120
ノートパソコン業界では来年、ビジネス向け市場でマイクロソフト(MS)の最新OS(基本ソフト)、ウィンドウズ10搭載機種への買い替え需要が高まると予想されている。しかし、同市場での展開が比較的小規模にとどまる華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)が受ける恩恵は限定的とみられ、両社はノートPCの製品ラインアップやサプライチェーンを縮小し、高い利益が見込める市場にリソースを集中させる方針とされる。28日付電子時報が報じた。
現在、ビジネス向けノートPC市場は、HP、デル、聯想集団(レノボ)の3社がシェアの大部分を握っており、同市場での需要の高まりによる恩恵が受けられないASUSとエイサーは来年、他のブランドに比べ出荷量の減少が大きなものとなると業界では予想されている。
こうした中、エイサーの陳俊聖(ジェイソン・チェン)執行長(CEO)は、ノートPC業務においてはゲーミング(ゲーム用)、2in1、超薄型軽量といった機種にリソースを集中させる方針を示した。またASUSについても最近、組み立ての委託先を現在の3社から2社に減らす方針と伝えられている。
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