ニュース 運輸 作成日:2016年10月28日_記事番号:T00067128
台湾高速鉄路(高鉄)が27日、興櫃市場(未公開株取引市場)から台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)へと株式上場を果たし、上場初日の株価は上場前に比べ58.75%高の24.05台湾元(約80円)で引け、興櫃市場登録以降の過去最高値を更新した。28日付工商時報が伝えた。
高鉄の江耀宗董事長(左4)は、高鉄を市民の最も信頼できる交通パートナーとしたいと抱負を述べた(同社リリースより)
高鉄は台湾初の上場鉄道事業者となった。市場関係者は「高鉄の乗客数が年々増え、売上高も安定的に成長している。高鉄の主な支出は減価償却費と人件費であり、原油価格で大きな影響を受ける航空業とは異なる」と指摘。ただ、合理的な株価水準が決まるまでにはまだ観察が必要だとの見方を示した。
高鉄の株価急騰を受け、長栄航空(エバー航空)が3.42%高となるなど運輸関連銘柄の株価が軒並み好調だった。
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