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中国製農薬を密輸販売、雲林県で摘発


ニュース 社会 作成日:2016年10月28日_記事番号:T00067137

中国製農薬を密輸販売、雲林県で摘発

 内政部警政署航空警察局と雲林県政府警察局は26日、台湾で使用が規制されている農薬原料を中国から密輸、販売していたとして、雲林県内で容疑者の男(37)を逮捕した。同容疑者は別の男に雇われ、密輸した農薬原料の客先への送付を担当していた。28日付聯合報が伝えた。

 調べによると、密輸グループは1日に1、2袋という少量を別の品目名で密輸し、中部を中心に1キログラム当たり450~750台湾元(約1,500~2,500円)で売りさばいていた。輸入量は5年間で10トン、不当利得は1,000万元を超えるとみられる。捜査当局は容疑者らを桃園地方法院検察署に送致し、農薬管理法違反で取り調べる方針だ。

 捜査当局は雲林県斗六市で密輸農薬20袋、農薬調合に使われるとみられる白い粉末4トンなどを押収し、行政院農業委員会(農委会)農業薬物毒物試験所で分析を進めている。