ニュース 電子 作成日:2016年11月1日_記事番号:T00067141
アップルやグーグル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック(FB)など大手ハイテク企業が人工知能(AI)関連デバイスや技術への投資を相次いで開始する中、同分野で将来性が高いと好感されるニューラルネットワークを活用したディープラーニング(深層学習)などの技術にはASIC(特定用途向けIC)が必要となるため、台湾積体電路製造(TSMC)傘下のIC設計会社、創意電子(グローバル・ユニチップ、GUC)が恩恵を受ける見通しだ。31日付工商時報が報じた。
TSMCは今年、16ナノメートル製造プロセスによる量産を開始。来年には10ナノプロセス世代に移行する。こうした中、TSMCから技術支援を受ける創意電子は大手企業から注目を集めており、今後、共同でAI向けASICの開発を進める予定だ。
創意電子の第3四半期連結売上高は前期比24.5%増、前年同期比14.3%増の23億8,800万台湾元(約80億円)となった。業績好調について同社は、主に超高解像度4K2Kテレビ、プリンター、デジタルカメラ向けASICの出荷が顕著な増加を見せたためと説明した。
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