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シャープ8Kテレビなど、中国「百脳匯」で展示


ニュース 家電 作成日:2016年11月1日_記事番号:T00067146

シャープ8Kテレビなど、中国「百脳匯」で展示

 中国の情報家電量販店、百脳匯(バイナウ)は10月中旬に上海市で新装開店した「ITモール」1号店の体験館「楽之(ジェイスポット)」で、鴻海精密工業傘下、シャープの8Kテレビや電気無水鍋「ヘルシオホットクック」などの人気家電を展示している。百脳匯の「ITモール」は年内に江蘇省蘇州市、湖北省武漢市、天津市の店舗を改装するほか、来年第2~3四半期に福建省泉州市に出店する計画で、シャープ製品も展示する見通しだ。31日付経済日報が報じた。

 「ITモール」1号店オープンの記者会見には、鴻海の網路通訊産品事業群(CNSBG)の鄭弘孟総経理が出席し、シャープと百脳匯の提携重視姿勢を感じさせた。

 鴻海は今後、中国でシャープ製品の販売店を1,000~2,000店に広げる計画だ。

戴社長、「18年に東証1部復帰」

 戴正呉シャープ社長(鴻海副総裁)は29日、年内に改革を完成し、来年さらに業績を改善し、2018年に東証一部への復帰を目指すと表明した。これまでに100億円のコスト削減を実現したとも話した。また、シャープの独立性を保つため、鴻海の董事を辞任する意向を明かした。シャープが軌道に乗れば、社長の座を譲る考えも示した。

/date/2016/11/01/02tai_2.jpg戴社長は母校の大同大学60周年イベントに出席し、名誉博士号を授与された(29日=中央社)