ニュース 医薬 作成日:2016年11月1日_記事番号:T00067151
新薬開発の太景生物科技(タイジェン・バイオテクノロジー)は31日、中国子会社の太景医薬北京と中国の宜昌東陽光長江薬業(HEC、湖北省宜都市)が新会社を設立し、経口投与用のC型肝炎新薬の開発で提携すると発表した。31日付工商時報が報じた。
双方は直接作用型抗ウイルス薬(DAA)に属する非インターフェロン型のC型肝炎新薬を開発する。両社は双方の技術を融合し、C型肝炎の治療期間短縮と副作用軽減を目指す。半年以内に第1相臨床試験に着手し、2020年までに第2相臨床試験を終えたい構えだ。
資本金は6億8,000万人民元(約23億円)で、タイジェンはC型肝炎新薬「フラプレビル(伏拉瑞韋)」に関する技術を現物出資、HECは運転資金、製造費用のほか、C型肝炎新薬「イミタスビル(依米他韋)」の使用権を現物出資する。出資比率はタイジェンが49%、HECが51%となる。
その後、タイジェンが合弁会社の株式を最大4,000万米ドルで譲渡し、最終的に出資比率はタイジェン40%、HEC60%となる。
タイジェンの許明珠董事長は「DAA療法はC型肝炎治療の新たなトレンドだ。中国ではC型肝炎治療用DAAがまだ認可されていないが、販路やリソースを融合することで、新薬の開発と発売が早まる」と述べた。
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