ニュース 医薬 作成日:2016年11月1日_記事番号:T00067153
欧米などで普及が進んでいる女性用生理用品「月経カップ」が年内にも台湾のドラッグストアなどで購入できるようになる見通しだ。衛生福利部(衛福部)は31日、業者から商品についての資料が提出された後、審査を経て販売を解禁するとの見通しを示した。1日付自由時報が報じた。
月経カップは医療用シリコンを素材とするカップ状の製品で、膣内に挿入して経血を受け止める役割を果たす。携帯に便利で洗浄、消毒すれば数年にわたり繰り返し使用できるため、環境にやさしい、経済的などの理由から欧米では多くの女性が愛用しているという。
しかし台湾で同製品は「2級医療機器」に当たり、インターネット上での販売が認められていないため、現時点では海外で購入して持ち込む以外に入手の方法がない状態だ。
月経カップは、国家発展委員会(国発会)がネット上に開設している市民参加型公共政策プラットフォームに、6,000人を超えるネットユーザーから台湾での販売を要望する意見が寄せられたことを受けて、衛福部が解禁に踏み切ることとなった。
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