ニュース 金融 作成日:2016年11月1日_記事番号:T00067156
金融持ち株会社、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)は28日、傘下の中信証券が中国福建省の福建華投投資、福建省電子信息と合弁で計画していたフルライセンスの証券会社設立を断念すると発表した。中台関係の悪化に伴い、台湾金融業界による中国進出には明らかにブレーキがかかっている。28日付工商時報が伝えた。
中信金は「合弁計画の契約期限が年末に迫る中、まだ正式な申請もできておらず、双方の合意に基づき提携計画を終了させた」と説明した。
中信金をめぐっては、中国信託人寿(CTBCライフ)を通じた農銀人寿保険への出資、中国・中信銀行による中信金への出資、中信金による中信銀行国際(中国)への出資なども既に頓挫している。
永豊金融控股(シノパック・フィナンシャル・ホールディングス)も先月、傘下の永豊証券投資信託(シノパックSITC)の中国福建省での合弁会社、円信永豊基金管理の株式49%を合弁相手の廈門(アモイ)農商投資集団などに売却すると発表したばかりだ。
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