ニュース 金融 作成日:2016年11月1日_記事番号:T00067157
保険安定基金は31日、公的管理下にある生命保険会社、朝陽人寿保険(台中市)の売却入札を実施したが、入札価格が最低制限価格に達しなかったため、不調に終わった。1日付工商時報が伝えた。
金融監督管理委員会(金管会)の李瑞倉主任委員は「一度で落札されることを望んでいたが、不調となってもよいのではないか。入札条件を見直した上で、実力がある企業が共同で入札に参加できるようにしたい」と述べた。
保険安定基金は決算作業で忙しい年度末や春節(旧正月)を避け、次回入札の公告を来年2月以降に行い、遅くとも4月末までに売却作業を完了する構えだ。
朝陽人寿は財務状況の悪化を受け、今年1月26日に金管会の指示で保険安定基金による公的管理下に置かれていた。入札に参加した保険会社は公表されていないが、有力候補だった南山人寿保険や富邦人寿保険は参加を見送り、三商美邦人寿(マーキュリーズ・ライフ・インシュアランス)が応札したもようだ。
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