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王品集団、中台単一ブランド展開を計画


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年4月11日_記事番号:T00006716

王品集団、中台単一ブランド展開を計画

 
 域内最大のレストランチェーングループ、王品集団の戴勝益董事長は、「総統選挙後、両岸(中台)は既に一つの市場となった」と語り、今後は従来の多ブランド戦略を転換し、中台市場で単一ブランドによるチェーン展開を進めることを表明した。戴董事長はまた、同集団の売上高は今年、16%成長して50億台湾元(約168億円)を突破するとの見通しも語った。11日付蘋果日報が報じた。
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 現在9つのブランドを持つ王品集団は、昨年の売上高が前年比24%増の43億1,000万元に上った。戴董事長は、「これまで台湾市場は規模が小さく成長に限りがあるとみて多ブランド戦略を採ってきたが、直航便が開放される見通しの中、両岸で同時に人材育成を行い、ブランドを発展させることができる」と語り、単一ブランド戦略への期待を示した。

 また、王品は先ごろ傘下の子会社を統合して新会社「王品餐飲」を設立したが、中台市場における台湾系レストラン最大手の地位を固めて、5年後には上場する可能性も示唆した。