ニュース 建設 作成日:2016年11月2日_記事番号:T00067178
英不動産大手ナイト・フランクが1日発表した統計によると、台北市の住宅価格は今年6月までの過去1年間に5.7%下落し、世界150都市で7番目に下落幅が大きかったことが分かった。2日付工商時報が報じた。
世界150都市の住宅価格は同期間に平均5.5%上昇し、過去2年で最大の上昇幅となった。上位3都市は順に▽深圳、47.4%▽上海、33.8%▽南京、31.5%──と中国が占めた。東京は4.9%上昇で75位だった。下落幅が最大だったのはモスクワの11.2%だった。
ナイト・フランクが台湾の瑞普国際物業(REPro)と共同で設立した瑞普萊坊の黄舒衛・市場研究部副総監は台湾の住宅市場について、歴史的な低金利が続き、高級住宅を除く住宅ローンの規制はほぼ撤廃されているが、買い手と売り手の提示価格のギャップが依然大きいと指摘。第4四半期は不動産転売時に土地と建物の売却益に一括課税を行う「房地合一課税」導入前の駆け込み購入があった昨年と比べ、取引量が半減する可能性もあり、価格横ばいの状況が続くと予想した。
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