ニュース 電子 作成日:2016年11月3日_記事番号:T00067193
3日付工商時報によると、アップルが先週発表した新型ノートパソコン「MacBook Pro(マックブックプロ)」のIGZO(酸化物半導体、イグゾー)パネルは現在、サムスン電子とLGディスプレイ(LGD)が供給しているが、鴻海精密工業傘下のシャープも認証手続きを進めており、早ければ来年下半期に供給を開始する可能性がある。
アップルは新型マックブックプロでマックブック製品としては初めてIGZOパネルを採用。有機EL(OLED)パネルより消費電力が低く、LTPS(低温ポリシリコン)パネルより生産コストが低いため採用を決めたとされる。
マックブック製品のパネルはこれまでもサムスンとLGDが供給してきたが、シャープがIGZOパネルのサプライヤーとなれば、鴻海傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)もマックブック製品のサプライチェーン入りが期待される。シャープとGISはアップルがIGZO技術を採用したタブレット端末「iPad」で、シャープがIGZOパネル提供、GISが後工程のパネルモジュール、タッチパネルモジュールの統合、生産を担って提携したことがある。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722