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1~10月バイク販売71万台、15年通年を上回る【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年11月3日_記事番号:T00067203

1~10月バイク販売71万台、15年通年を上回る【表】

 10月のバイク新車登録台数は7万8,979台で前年同月比31.1%増だった。これにより1~10月累計のバイク新車登録台数は71万6,446台(前年同期比18.4%増)となり、昨年通年の販売台数70万9,000台を上回った。年初から行われている新車買い替えに対する貨物税(物品税)減免措置が大きく貢献した。業界関係者は、通年では近年最多となる80万台に達すると予想した。3日付工商時報が報じた。

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 10月のバイク販売は、光陽工業(KYMCO)、台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)、三陽工業(SYM)の大手3社が、9月中旬から低価格125ccスクーターを発売したことで前年同月比で大幅増となった。

 KYMCOの10月新車登録台数は2万8,377台で、前年同月比23.1%増、市場シェア35.9%と首位を維持した。同社は、通年の販売シェアで17年連続首位となるのは確実だと自信を示した。さらにシェア40%を目指して、今年発売した125ccスクータ「Romeo」、「Like」の出荷を急ぐと同時に、10月から4万9,800台湾元(約16万3,000円)に価格を引き下げた「GP125質感風」の供給量を増やす考えだ。

 市場シェア2位以下は、▽ヤマハモーター台湾、2万5,582台(前年同月比29.6%増、シェア32.4%)▽SYM、1万4,793台(59%増、シェア18.7%)▽「PGO」ブランドの摩特動力工業(MPI)、4,371台(24.5%増、シェア5.5%)──と続いた。

 車種別販売台数は、ヤマハモーター台湾の低価格125ccスクーター「アクシスZ」が約8,000台で首位となり、KYMCOの「GP125質感風」が6,600台余りで2位となった。