長栄航空（エバー航空）は２日、台北（桃園）～シカゴ（オヘア）線に就航した。シカゴは展示会などの開催が多いほか、留学先としても人気だ。オヘア国際空港はハブ空港で、北米の他の都市への乗り継ぎも便利になる。３日付工商時報などが報じた。
シカゴ就航で主力の北米路線を強化し、東南アジア～台北～北米の乗り継ぎ需要を狙う（同社リリースより）
冬期運航スケジュールは、桃園発が火曜、水曜、金曜、日曜の午後８時５分で、シカゴ着は午後７時55分。ただ、今月５日までと来年３月12日以降はサマータイムのため午後８時55分着となる。シカゴ発は月曜、水曜、木曜、土曜の午前０時20分で、桃園着は翌午前６時。今月６日までと来年３月13日以降は翌午前５時着となる。年内出発の運賃は往復２万1,000台湾元（約６万9,000円、税込）から。
エバー航空は12月８日より、台北～シアトル線を週７便から３便増便する。これにより、北米路線は週80便となる。同社の北米路線はシカゴ、シアトルのほか、▽ニューヨーク▽ヒューストン▽ロサンゼルス▽サンフランシスコ▽トロント▽バンクーバー──。
