ニュース 運輸 作成日:2016年11月3日_記事番号:T00067208
賀陳旦交通部長は2日、立法院交通委員会で台北駅と桃園国際空港などを結ぶ台湾桃園国際機場捷運(桃園空港MRT)の開通時期についての質問に対し、「来年上半期の開通を目指して努力する」と答弁した。桃園空港MRTは20年前に計画がスタートし、これまで6度にわたり開通が延期されている。3日付中国時報が報じた。
賀交通部長は、来年上半期の早い時期に開通させるため努力をしていると強調した(2日=中央社)
賀交通部長は5月の就任後、調査委員会を立ち上げて2カ月間の調査を行った結果、4,522項目に上った異常が現在では25項目まで改善されたと説明。既に交通部と桃園市は安全性に問題がないとの条件の下、先に開通させた後、契約した基準まで段階的に改善することで同意しており、年内に開通可能との見方も出ていた。
また交通部高速鉄路工程局(高鉄局)の胡湘麟局長は、現在進めている安定性テストでは7日連続運行の信頼性が99%まで上昇し、同期間に5分以上の遅延回数は2回以下にまで減ったと説明した。ただ、安定性テストに合格し、シミュレーションを行った後、安全認証機関による認証取得し、さらに当局による実地検査を受ける必要があり、これに2~3カ月が必要なため、「具体的なスケジュールは確定できない」とコメントした。
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