ニュース 公益 作成日:2016年11月3日_記事番号:T00067209
台湾電力(TPC)は、時間別料金体系となる「住宅・商業施設型簡易時間電力プラン」を10月から導入したが、1カ月で申請件数はわずか501戸にとどまっている。専門家は、料金差があまりなく、プラン自体に魅力を欠くことを要因に挙げている。3日付工商時報が伝えた。
同プランは「ピーク」と「オフピーク」の2段式、「ピーク」「半ピーク」「オフピーク」の3段式を選択できる。ピーク時の電気料金をオフピークの2~3倍に設定している。TPCは電力消費量が月700キロワット時(kWh)以上の顧客に採用を勧めている。
TPCは最終的に住宅76万戸、小規模店舗24万カ所が同プランに移行するとみているが、現時点では全く浸透していない。TPC担当者は「導入から1カ月しかたっていない。時間が欲しい」と述べ、10月が既に非夏季料金となっており、既存の電気料金体系と料金差が目立たないことも一因だとした。
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