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工業用紙3社、5月に3度目の値上げ


ニュース その他製造 作成日:2008年4月11日_記事番号:T00006721

工業用紙3社、5月に3度目の値上げ

 
 域内古紙価格が昨年に比べ2倍以上となる1キロ当たり7台湾元(約23.5円)近くまで上昇していることを受け、永豊餘造紙、正隆紙業、栄成紙業の工業用紙大手3社は、コスト上昇に耐えきれないとして、5月より今年3度目となる値上げを行うことを決めた。ボール紙など1トン当たり1,500元の値上げとなり、平均値上げ幅は約10~15%。11日付工商時報が報じた。

 今回の値上げにより、域内の工業用紙は年初からの値上げ幅が1トン当たり4,000元となる。製紙会社では、政府の輸出制限にもかかわらず古紙価格上昇が止まらないため、工業用紙の値上げは避けようがないとしている。

 工業用紙の相次ぐ値上げによって、大手3社の第1四半期売上高は、永豊餘は10%、正隆は約6%成長し、栄成紙業では30%以上もの成長をみせ過去最高を記録した。