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太陽電池のジンテック、「15年まで毎年1工場を増設」


ニュース その他製造 作成日:2008年4月11日_記事番号:T00006722

太陽電池のジンテック、「15年まで毎年1工場を増設」

 
 太陽電池大手、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)は10日、新竹科学工業園区竹南基地に竣工した新工場で業績説明会を行い、第1四半期の税引前利益が昨年通年の税引前利益に迫る4億6,000万台湾元(15億5,000万円)となったと発表した。また、郭進財同社董事長は、2010年には生産能力を1ギガワット(GW)まで拡充し、さらに15年までは年産400~600メガワット(MW)級の新工場を毎年1棟ずつ増設するという方針を示した。11日付経済日報が報じた。

 昱晶によると、今年は生産能力を昨年末の210MWから560MWまで拡充し、10年には1.3GWまでの拡充を計画している。

 世界の太陽電池メーカーが原料不足に直面する中、郭董事長は、「米MEMC、江西賽維(LDK)など原料供給パートナーの支援により、今年と来年に必要な原料調達は完全に確保済み」と語った。また昱晶の生産能力は来年、世界の太陽電池メーカーの総生産能力の10%を占め世界第5位となり、再来年にはこれを13%に引き上げ3位以内に入るという意気込みを示した。