ニュース 電子 作成日:2016年11月4日_記事番号:T00067225
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)傘下の世界先進積体電路(VIS)の方略董事長は3日の業績説明会で、顧客需要がやや伸びており、今年末まで約2カ月間の受注見通しが立っていると表明した。テレビ・スマートフォン用のドライバIC、車載用ミックスドシグナルIC、電源コントローラIC、液晶パネル用ドライバICなどの需要がいずれも伸び、0.18および0.35マクロメートル製造プロセス製品の割合が拡大するとの見通しを示した。4日付蘋果日報が報じた。
同社はまた、今年の設備投資見通し額を当初予定の18億台湾元から16億元(約52億円)へ11%引き下げると発表した。一部設備の価格が安かったこと、また一部製造プロセス製品の進度が予想よりも遅れたためで、新製造プロセスの開発には影響しないと説明した。
VISの第3四半期連結売上高は65億5,500万元で前期比1.4%増、前年同期比23.8%増だった。粗利益率は34.4%、純利益は13億1,200万元で前期比13.5%減、前年同期比54.1%増だった。
第4四半期の業績展望については、連結売上高は前期比3.12%減~1.45%増の63億5,000万~66億5,000万元で、粗利益率は32.5~34.5%と予想した。また出荷枚数は8インチウエハー換算で約19万枚、2016年通年では前年比6%増の224万枚との見方を示した。
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