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CSC3号高炉が17年改修、「銑鉄供給は問題なし」【図】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年11月4日_記事番号:T00067227

CSC3号高炉が17年改修、「銑鉄供給は問題なし」【図】

 中国鋼鉄(CSC)は来年10月より、同社の銑鉄生産能力の25%(250万トン)を占める3号高炉が5カ月間の改修を予定しており、台湾域内への供給減少が不安視されている。これについて同社は、▽在庫積み上げ▽CSCが出資する台塑集団(台湾プラスチックグループ)のベトナム・ハティン省の高炉からの仕入れ▽新日鉄住金の和歌山製鉄所からの購入量引き上げ──により安定供給を確保できるとの考えを示した。4日付経済日報が報じた。

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 3号高炉は2000年1月から稼働しており、来年10月の停止後、56億台湾元(約183億円)を投じて一新する。18年2月の完了を目指す。

 CSCは今年12月から在庫積み上げを進め、3号高炉停止までに130万トン確保する計画だ。

 なお、早ければ年内にも稼働するとみられる台プラのハティン工場の年産能力は350万トンで、CSCはこのうち年間200万トンの原料、半製品、製品を仕入れる権利を有している。