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中国スポーツブランドの361度、彰化にシューズ開発センター設置


ニュース その他製造 作成日:2016年11月4日_記事番号:T00067229

中国スポーツブランドの361度、彰化にシューズ開発センター設置

 中国の大手スポーツ用品ブランドで、ブラジル・リオデジャネイロ五輪の公式ウエアのサプライヤーとなった361度国際が、このほど彰化県にシューズ設計開発センターを設置した。台湾中部にスポーツシューズ設計開発センターを設けた海外ブランドとしては、ナイキ、アンダーアーマー(UA)に次いで3社目だ。4日付工商時報が報じた。

 361度は彰化でシューズの設計開発を行い、ベトナムの受託生産業者に生産を委託する。当初は欧米、台湾、中国市場向けにランニングシューズを生産し、その後アジア全域に販売を拡大する考えだ。

 361度の販売を手掛ける宇弥国際によると、台湾には現在販売拠点が16店舗あり、年内に30店舗、来年には100店舗まで拡大させる計画だ。

 361度はまた、海外事業センターと台湾子会社の総経理に、台湾の製靴最大手、宝成国際集団(PCG)傘下の宝成工業でかつて第1事業群執行副総経理を務めた林炳煌氏を登用した。林氏はプーマやアシックスの製品を手掛けたこともある。