ニュース 金融 作成日:2016年11月4日_記事番号:T00067234
合作金庫商業銀行(TCB)は3日、中国銀行業監督管理委員会(銀監会、CBRC)から、湖南省の長沙分行(地域本部に相当)の設立許可を取得したと発表した。台湾資本の銀行で初の湖南省での分行設置となる。当面は、現地の台商(中国で事業展開する台湾系企業)を中心に金融サービスを提供する。4日付工商時報が報じた。
合作金庫は、中国の規定に従い、来年4月中旬までに長沙分行を設立した後、銀監会に開業許可を申請すると説明。順調に行けば来年上半期のうちに開業できる見通しだ。資本金は6億人民元(約91億円)相当。
長沙市は、華中地域で第2の経済都市だ。食品加工、電子IT(情報技術)、自動車部品、サービス業などの台商が進出している。
華中地域では、台湾土地銀行と台湾中小企業銀行(台湾企銀、TBB)が湖北省武漢市に、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)が浙江省寧波市に分行を設置している。
合作金庫の長沙分行は、蘇州、天津、福州に続き中国4行目の分行で、蘇州高新支店と北京駐在員事務所を合わせると6拠点目となる。
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