ニュース 電子 作成日:2016年11月7日_記事番号:T00067247
7日付経済日報が日本経済新聞の報道を基に伝えたところによると、鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長はこのほど、グループ傘下の生産ラインに既に6万台のロボットを投入しており、今後は年に20~30%ずつ拡充する計画を示したもようだ。これに伴って照明設備を必要としない無人工場の数も増える見通しだ。
鴻海についてはこれまで、傘下の生産ラインに9月時点で4万台を超えるロボットを投入していると伝えられていたが、日本経済新聞の報道によると、郭董事長は先ごろ、実際の投入台数は6万台に達していると話し、観測よりも早いスピードでロボットの配備を進めている状況が明らかとなった。
また郭董事長は日経新聞の取材に対し、グループ傘下に加わったシャープの技術を活用し、共同で半導体生産に参入すると表明。初期はスマートテレビ用チップを手掛け、将来的にはクラウド・コンピューティング関連など新しい分野にも挑みたいとの意向を示した。
なお日経新聞は先月、鴻海がソフトバンクグループが買収したアームと、深圳に半導体の開発・設計センターを設置することで合意したと報じたが、これについて郭董事長は詳細を語らなかったものの、記者に対して「どうしてその情報を知っているのか」と質問し、報道が事実であることを認める形となった。
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