ニュース 医薬 作成日:2016年11月7日_記事番号:T00067254
宣明智・聯華電子(UMC)名誉副董事長が投資する宣捷生物科技(メリディジェン)は現在、幹細胞新薬の開発を積極的に進めており、来年にも米国と台湾で第1相臨床試験を開始したい構えだ。7日付工商時報が伝えた。
メリディジェンはこれに先立ち、間葉系幹細胞を認識する生物指標化合物(バイオマーカー)の「EphA2」を世界で初めて発見し、米国の特許を取得している。
メリディジェンの宣昶有総経理によると、間葉系幹細胞の分離培養過程では、線維芽細胞の識別と排除が困難で、新薬開発の障害になってきた。EphA2は正確に間葉系幹細胞を識別でき、高純度の幹細胞新薬を生成することが可能だ。EphA2による識別で、幹細胞新薬の開発コストと開発期間は3分の1になる見通しだ。
現在は未熟児の肺発育不全、脳性まひ、老年性の慢性閉塞性肺疾患の新薬開発に取り組んでいる。
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