ニュース その他分野 作成日:2016年11月7日_記事番号:T00067263
蔡英文政権が進める「5大産業創新(イノベーション)計画」の一つで、台湾高速鉄路(高鉄)台南駅周辺をエコ産業の集積地として整備する「沙崙緑能(グリーンエネルギー)科学城」が6日、本格始動した。7日付経済日報が報じた。
林行政院長は、脱原発と火力発電による空気汚染改善を急務としている台湾にとって、クリーンエネルギー産業は非常に重要だとコメントした(行政院リリースより)
行政院科技部によると、「沙崙緑能科学城」の中核エリアは約22.3ヘクタールで、研究開発(R&D)を手掛ける「緑能科技聯合研究センター」と、新技術の応用などを進める「緑能科技モデル区域」を設置する計画だ。
「緑能科技聯合研究センター」では台湾の学術機構、法人、公営企業、産業界が手を組み、▽太陽光、風力などの発電▽燃料電池などの蓄電▽グリーンビルディングなどの節電▽スマートグリッドなどのシステム統合──の分野に照準を当てグリーンエネルギー産業を支援する。当初の太陽光発電計画では、2018年6月までに設備容量1,520メガワット(MW)分の設置を目指す。
林全行政院長は、グリーンエネルギー関連の人材と資金は今後、主に「沙崙緑能科学城」へ集めると話した。
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