ニュース 社会 作成日:2016年11月7日_記事番号:T00067267
雲林県や彰化県ではここ数年、地下水の過度なくみ上げによる地盤沈下が問題となり、台湾高速鉄路(高鉄)の運行にも影響が出ると懸念されていたが、経済部水利署の5日発表によると、両県の今年の地盤沈下幅は3センチメートルと、過去の年間平均の7センチ余りを大きく下回っていることが明らかとなった。高鉄沿線で沈下が最も深刻だった雲林県・土庫鎮区間も昨年の6.6センチから今年は5.6センチに縮小。これまでに講じられた対策が一定の成果を挙げているようだ。6日付聯合報が報じた。
水利署は地盤沈下対策活動の一環として表彰も行っている(同署リリースより)
また、雲林、彰化県で地盤沈下が確認された土地の面積も過去の1,000平方キロメートルから、今年は106平方キロメートルに縮小した。
水利署水文技術組の簡昭群組長は、状況の改善について農業用の井戸からの汲み上げに対する管理と湖山ダム(雲林県斗六市)など地表からの給水の増加が主因と説明した。
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