ニュース 電子 作成日:2016年11月8日_記事番号:T00067273
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーが7日発表した11月の液晶テレビ用パネルのオファー価格は、40~43インチが8米ドル上昇、48~65インチが5米ドル上昇し、過去最高を更新した。パネル価格上昇が続く中、友達光電(AUO)の第4四半期営業利益は100億台湾元(約330億円)を上回り、2010年第3四半期以降で最高になると予測した。8日付経済日報などが報じた。
ウィッツビューによると、11月上旬のテレビ用液晶パネル価格は、▽32インチ、74米ドル(横ばい)▽40インチ、140米ドル(10米ドル上昇)▽43インチ、148米ドル(10米ドル上昇)▽50インチ、153米ドル(4米ドル上昇)▽55インチ、210米ドル(5米ドル上昇)──。
AUOは第3四半期営業利益が57億6,000万元、純利益が46億1,600万元で、群創光電(イノラックス)は第3四半期純利益が30億5,800万元と、両社とも1年ぶりに黒字に転換した。
邱宇彬ウィッツビュー研究部シニア協理は、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル生産に転換するため、サムスンディスプレイ(SDC)が11月に第7世代工場で液晶パネル生産を停止するほか、LGディスプレイ(LGD)も徐々に液晶パネル供給量を減らす見通しで、来年上半期の液晶パネル景気は期待できるとの見方を示した。
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