ニュース 電子 作成日:2016年11月8日_記事番号:T00067275
インターネット動画配信サービスやテレビ、スマートフォンなどの販売を手掛ける中国の楽視網信息技術(Letv)による支払いが滞っているとの情報が伝えられる中、賈躍亭同社執行長がこのほど、資金不足に陥っていることを認めた。これについて台湾のスマホ部品サプライヤーも、楽視網からの受注量が大幅に減少していると証言した。8日付蘋果日報が報じた。
賈執行長は6日、従業員に向けて発信した通知の中で「当社はスマホを発売して1年余りで、他社の数年分の台数を販売したが、後方支援が十分ではなかった」と説明。その上で「ここ数カ月、資金の問題によりサプライチェーンに影響が出ており、スマホ事業の発展に大きな懸念が生じている」と認めた。
同社にICチップを供給する聯発科技(メディアテック)は「現時点で売掛金を回収できないといった事態は発生していない」とコメント。一方、製品の組み立てを手掛ける仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は「今後は支払いについての管理を強化する」と表明。和碩聯合科技(ペガトロン)は「現時点で細かい状況は不明」と回答した。
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