ニュース 運輸 作成日:2016年11月8日_記事番号:T00067285
台北都市交通システム(MRT)淡水信義線の象山駅(台北市信義区)から東側への延伸工事が7日着工した。2022年末の完成予定で、総工費は48億台湾元(約160億円)。同延伸部分の福徳街89~159巷に設置されるR03駅は、3カ所の出入り口の一つが社会福祉施設を含む多機能ビルとして計画されている「広慈博愛園区」内に設置される予定で、同園区も延伸工事と同時に完工する見通しだ。8日付自由時報が報じた。
広慈博愛園区は09年に当時の郝龍斌台北市長がBOT(建設・運営・譲渡)方式の整備を計画。柏徳開発が事業権を獲得したものの、期限内に建築許可を取得できなかったことから台北市は同社との契約を解除した。その後、郝市長は退任前に同計画については次期市長の判断に委ねると表明し、現在の柯文哲市長は14年末の就任後、市主導で公共住宅、社会福祉施設、信義区行政センターが入居するビルを建設することを決定した。
同園区について台北市都市発展局の林洲民局長は、「現在、環境影響評価の手続きに入っており、来年明けに審査を通過できれば同年末には工事の発注を行い、5年以内に完成できる」と説明した。
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