ニュース 運輸 作成日:2016年11月8日_記事番号:T00067286
陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は7日、損失解消に向け、160億4,000万台湾元(約530億円)規模の減資を行った上で、100億元規模(10億株)の増資を行うことを決めた。減資比率は53.27%に達する。12月22日の臨時株主総会で正式に決定する。8日付工商時報が伝えた。
陽明海運は海運業界の輸送能力過剰で業績が低迷し、今年第1~3四半期の売上高は前年同期比14.1%減の838億8,700万元、純損益は130億2,300万元の赤字となり、累積損失が161億4,300万元に達していた。
第3四半期の純損益は45億6,000万元で、前期の48億600万元を下回ったが、依然厳しい状況が続いた。
陽明海運は第3四半期の業績低迷について、7、8月の運賃相場が低迷した点を挙げた。9月以降は韓国の韓進海運破綻を受け、運賃が上昇したものの、業績への反映は10月以降となる見通しだ。
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