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企業の73%が人材難、日本に次ぎ世界2番目【表】


ニュース その他分野 作成日:2016年11月8日_記事番号:T00067289

企業の73%が人材難、日本に次ぎ世界2番目【表】

 総合人材サービス、マンパワーグループが7日発表した調査結果によると、「人材確保が困難」と回答した台湾企業は前年比16ポイント上昇し73%と、調査開始以来で最高となった。世界平均40%を大きく上回り、日本の86%に次ぐ世界2番目の高さとなった。8日付工商時報が報じた。

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 台湾企業が人材不足を感じている職種は▽営業職▽エンジニア▽技術職──の順だった。

 人材確保が困難な理由は、「希望に合う応募者がいない、応募者がいない」が53%と最高で、前年比8ポイント上昇した。▽応募者の経験が足りない▽ヒューマンスキル不足──といった理由を大きく上回った。

 マンパワーグループ台湾支社の呉璧昇・専業人材顧問事業処長は、世界的に2009年から人材不足が進んでいるが、台湾では特に過去2年で人材確保が深刻化したと指摘。産業構造の急速な変化に人材育成が追い付いていないのが主因と説明した。

 なお中国企業で「人材確保が困難」と回答した割合はわずか10%で、世界最低だった。

 同調査は、台湾企業1,005社を含む世界43カ国・地域の4万2,341社から有効回答を得た。