ニュース 家電 作成日:2016年11月9日_記事番号:T00067301
インターネット動画配信サービスやテレビ、スマートフォンなどの販売を手掛ける中国の楽視網信息技術(Letv)による支払いが滞っているとの情報が伝えられる中、楽視網による北米テレビブランド、ビジオ(VIZIO)の買収案の先行きが不透明になっており、ビジオの最大株主である台湾の液晶テレビ受託生産大手、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)は当初見込んでいた営業外収益が得られない可能性が指摘されている。9日付経済日報が報じた。
楽視網は7月、20億米ドルでビジオを完全買収すると発表。アムトランは株式売却により、1株当たりの純利益(EPS)が4.5~5台湾元(約15~17円)増えると見込まれていた。
アムトランの邱裕平財務長は8日、同社は現在ビジオの株式8%を保有していると説明。楽視網によるビジオの買収期限は来年1月なので、まだ観察中だと話した。
業界関係者は、楽視網は資金難により当面はサプライヤーなどへの支払いが中心になると予想し、計画通りビジオ買収にこぎ着けるかは注視が必要と述べた。
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