ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年11月9日_記事番号:T00067302
米商務省は7日、台湾、中国、日本など9カ国・地域から輸入される炭素鋼板と合金鋼板に対し、反ダンピング(AD)関税を課す仮決定を下した。中国鋼鉄(CSC)の製品には反ダンピング関税28%が課される。CSCの劉季剛総経理は、鋼板の対米輸出は年間3,000トン余りで、影響は大きくないと説明した。9日付蘋果日報が報じた。
CSC以外の反ダンピング関税は▽中国の江陰興澄特種鋼鉄、68.27%▽東京製鐵、14.96%▽韓国のポスコ、6.82%──など。
鉄鋼業界関係者は、台湾の鋼板の年産量は約110万トンで、このうち輸出が11万7,000トン。米国向け輸出の3%しか占めていないと説明した。
CSCが8日発表した第3四半期純利益は66億7,500万台湾元(約220億円)で前期比22.42%増、前年同期比798%増と約9倍だった。第1~3四半期純利益は124億3,800万元で前年同期比36.38%増だった。
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