バイク最大手、光陽工業（KYMCO）は、世界初をうたうバイクのＩｏＶ（車のインターネット）システム「Noodoe」を発表した。KYMCOの柯勝峯董事長は、バイク運転中も携帯電話から通知を受信したり、世界中のライダーとネット上で交流できると説明。「Noodoe」を標準搭載するビッグスクーター「AK550」を来年第２四半期に量産後、まず欧州市場へ投入し、来年下半期に台湾市場でも発売すると明らかにした。９日付工商時報が報じた。
柯董事長は、「AK550」は街乗り、ツーリングのどちらでも快適に走行でき、走行性能と実用性を兼ね備えているとアピールした（同社リリースより）
イタリア・ミラノで開催中の二輪車モーターショー「EICMA」で発表した「Noodoe」は排気量125ccの「LIKE 125」や「People S 125」にもオプションで搭載できるほか、将来的にはKYMCOの全車種に導入していく計画だ。
