ニュース 金融 作成日:2016年11月9日_記事番号:T00067313
シンガポールのDBS銀行が先週、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)から台湾を含む5カ国・地域のリテール業務、資産運用業務を買収すると発表したことに関連し、DBS銀は台湾でANZの行員800人の移籍を受け入れ、ANZが台湾で発行したクレジットカード53万枚の顧客もDBS銀に移管する。9日付蘋果日報が伝えた。
DBS銀はこれまでハイエンドの資産運用顧客向けにクレジットカードを発行してきたが、発行枚数は2万枚に届かなかった。ANZのクレジットカード業務を吸収することで、リテール顧客向けのクレジットカード業務に本格参入することになる。DBS銀は中産層を主なターゲットとしていく構えだ。
ANZはこれまで航空会社のマイレージ提携カードが人気を集めてきた。
DBS銀は経営統合に向け、11月末に金融監督管理委員会(金管会)に営業計画書を提出。実際の経営統合は来年10~12月となる見通しだ。
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