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PM2.5年間排出量、3年で3千トン増加【表】


ニュース 社会 作成日:2016年11月9日_記事番号:T00067318

PM2.5年間排出量、3年で3千トン増加【表】

 行政院環境保護署(環保署)が3年ごとにまとめている台湾全土の大気汚染物質排出状況の最新版によると、全体の排出量は前回調査に比べ24.6%減少したものの、健康への影響が大きいとされる「PM2.5(微小粒子状物質)」の年間排出量は7万7,200トンと3,000トン余り(約4.5%)増加したことが明らかとなった。9日付蘋果日報が報じた。

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 環保署の資料によると、建設工事や道路で輩出されるPM2.5は年間3万1,029トンと最多を占め、前回調査時に比べ12%増加。これに自動車・バイクなどから排出された1万7,274トン(前回比3%増)が続いた。一方、工業分野での排出量は1万6,297トンと3番目に多かったものの、前回比では3%減少した。

 また県市別の排出量は高雄市、台中市、桃園市が「ワースト3」となった。また、各県市の排出源を分析すると、高雄、台中は工業分野での排出、台北市、新北市は自動車・バイクなどからの排出、および商業分野での排出が多かった。