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仕事に倦怠感を覚えたことがある、サラリーパーソンの92.4%


ニュース 社会 作成日:2016年11月9日_記事番号:T00067319

仕事に倦怠感を覚えたことがある、サラリーパーソンの92.4%

 求人求職情報サイト、yes123求職網がこのほど発表した調査結果によると、サラリーパーソンの92.4%が「仕事に倦怠(けんたい)感を覚えたことがある」と回答、さらにそのうち87.7%が「離職を考えたことがある」、62.4%が「心身に影響がおよび、病気になったことがある」と回答したことが明らかとなった。

 同調査は1年以上の就業経験を持つ20歳以上のyes123会員を対象に10月20日~11月2日にインターネット上でのアンケート方式によって実施され、1,383件の有効回答を得た。

 調査結果によると、就職後1年弱が経過したころに倦怠感を感じるようになることが多く、曜日別では「ブルーマンデー」の言葉通り、「月曜日に倦怠感を感じる」が52.3%と過半数を占めた。

 また倦怠感を感じる主な理由としては▽給与が少ない・仕事に見合わない、49.9%▽同じ仕事を長くやって興味を失った、45.2%▽会社の管理・昇級制度が不公平、42.9%▽ストレスが大きい、30.4%──などが上位に挙がった。

 さらに調査の結果、39.4%が「カレンダー通りの休暇が取れず、十分に休息できていない」と回答。また75.1%が「休日を利用して業務を処理したことがある」、さらにそのうち86.7%が「給与または就業時間上の補てんを受けていない」と回答した。

 こうした結果についてyes123の楊宗斌広報担当は「ネットやスマートフォン、通信アプリの発達により、上司がいつでも従業員と連絡をとって仕事の進度を尋ねたり、すぐに業務を命じることができるようになったことが背景となっている」と指摘。実際に回答者の75%が「休日に上司から通信アプリを通じて出勤を命じられたことがある」と答えている。

 ちなみに「どんな特別休暇がほしいか」との質問に対しては▽誕生日休暇、57%▽気持ちが沈んでいる日休暇、46.1%▽結婚記念日休暇、23%▽面接休暇、20.8%▽寒波休暇、19.4%──といった結果となった。