中華電信は、４月１日にＡＤＳＬ（非対称デジタル加入者線）および光通信の回線使用料引き下げを行ったのに続き、５月にも10～100台湾元（約33.6～336円）の再値下げを計画しており、近く国家通信伝播委員会（ＮＣＣ）に申請を行う。11日付自由時報が報じた。
計画では、値下げ幅が最も大きいのは光通信の10Ｍ／２Ｍで、月額の回線使用料が現在の650元から550元となり、引き下げ幅は15.4％となる。利用者が120万世帯と最も多い２Ｍ／256ＫのＡＤＳＬは月額利用料が現在の149元から139元に10元引き下げられる。
値下げ計画が認可された場合、計390世帯のユーザーが恩恵を受けるとみられる。
中華電信の３月の売上高は昨年同月比2.6％増の147億9,000万元で、第１四半期の累計では昨年同期比3.1％増の467億3,000万元だった。
