ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

UMCの10月売上高、6.4%増


ニュース 電子 作成日:2016年11月10日_記事番号:T00067332

UMCの10月売上高、6.4%増

 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が9日発表した10月の連結売上高は前月比0.8%増、前年同月比6.4%増の128億3,300万台湾元(約430億円)となった。1~10月累計では1,223億9,700万元で前年同期比0.5%減だった。証券会社によると、同社では現在、28ナノメートル製造プロセス生産ラインの稼働率が高い状態を維持しており、非需要期に当たる第4四半期の売上高が予想を上回る可能性もある。10日付工商時報が報じた。

 UMCは先ごろの業績説明会で、第4四半期の売上高について、受注が安定していること、および中国・福建省アモイの12インチ工場「Fab 12X」が量産に入ることから前期比横ばいとなるとの予測を示した。Fab 12Xは、40、55ナノプロセス製品を手掛け、急速な成長を見せる中国の半導体サプライチェーンでの商機獲得を目指す方針だ。

 なお同業の世界先進積体電路(VIS)も同日、10月の連結売上高が前月比4.9%増、前年同月比18.6%増の22億5,100万元で単月の今年最高、過去3番目を記録したと発表。1~10月累計でも214億8,300万元と前年同期比8.9%増加した。