ニュース 電子 作成日:2016年11月10日_記事番号:T00067337
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が9日発表した第3四半期純利益は21億8,000万台湾元(約73億円)で、前期比26%増、前年同期比25%減だった。為替差損が8億2,200万元に上ったものの、本業が好調のため前期から増益となった。10日付経済日報が報じた。
コンパルの第3四半期売上高は1,978億元で前期比14%増、前年同期比8%減。粗利益率は4.4%で前期と同水準ながら、営業利益率は1.7%で前期比1.4ポイント上昇した。第1~3四半期売上高は5,474億7,000万元で前年同期比11%減だった。為替差損は16億4,500万元で前年同期より2億元増加し、純利益は55億1,800万元と前年同期比14%減少した。
陳瑞聡コンパル総経理は、産業用PCの需要が強く、ノートPC全体に占める出荷割合は50%以下だが、単価が高いため売り上げに占める割合は60%以上だと説明した。消費者向けは約30%だ。
また、第4四半期のノートPC出荷台数は前期比5~10%増と予測した。通年では、東芝の事業縮小が響き前年比11%以下となる見込みだ。ただ、来年は産業用がけん引し、消費者向けもまずまずで、5%増に回復するとみている。
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