ニュース 電子 作成日:2016年11月10日_記事番号:T00067341
宏達国際電子(HTC)は9日、台湾神経外科医学会と医療イノベーションフォーラムを開催し、バーチャルリアリティー(VR)システム「HTC Vive」の脳外科手術への応用例を披露した。HTCの張智威・健康医療事業部総経理は、「VR、人工知能(AI)、クラウドコンピューティングは今後の医療の発展を支える新技術であり、HTCは台湾医療業界のAI『アルファ碁』となり、台湾の健康保険の運営効率を高めたい」と表明した。10日付工商時報が報じた。
HTCは同フォーラムで、開発中の医療製品であるスマートフォンアプリ「用薬通」と検査機器「HTC Tricorder」を展示した。張総経理は、用薬通では馬偕紀念医院と提携しており、スマホで同アプリをダウンロードして、処方薬リストのQRコードを読み取れば服用時間や副作用などの情報が取得できると説明。現在500人が試験的に使用しているという。
HTC Tricorderは中耳炎など12種類の病気を検査でき、大規模病院などと提携している。将来的には家庭用も発売する可能性があり、販売価格は1,000~2,000米ドルを見込んでいるという。
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