ニュース 食品 作成日:2016年11月10日_記事番号:T00067343
食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)の第3四半期純利益は、前期比13%減の41億3,800万台湾元(約138億円)となった。傘下の中国持ち株会社、統一企業中国控股(ユニプレジデント・チャイナホールディングス)が1,900万人民元(約3億円)の損失を計上した影響を受けたものの、前年同期比では依然7.3%増を記録。第1~3四半期通期でも前年同期比5.22%増の132億3,900万元と過去最高ペースを維持している。10日付工商時報が報じた。
統一企業中控は今年上半期、7億7,500万人民元の純利益を挙げる好調を見せたが、統一企業の羅智先(アレックス・ルオ)董事長は、同期の業績説明会で、「大陸(中国)飲料市場では苦戦しており、下半期は非常に厳しい」との見通しを示していた。予測通り、第3四半期は気候の影響で市場全体が縮小。販路での在庫整理や出荷調整が進められ、稼働率が低下したことで統一企業中国控股は赤字に陥った。
しかし、コンビニエンスストア最大手、セブン-イレブン展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)の第1~3四半期純利益が前年同期比16.59%増の78億5,500元と大幅な成長を記録するなど、その他の傘下企業の好業績が統一企業の純利益を下支えしている。
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