ニュース 社会 作成日:2016年11月10日_記事番号:T00067346
行政院農業委員会(農委会)動植物防疫検疫局(防検局)と衛生福利部疾病管制署(疾管署)は9日、台南市で住民が捕獲したアブラコウモリから新型リッサウイルスを検出したと発表した。10日付蘋果日報が伝えた。
アブラコウモリは平野部に広く分布し、住家などに生息する習性がある。現在のところコウモリや犬猫の大量死は確認されていない(9日=中央社)
リッサウイルスはウイルス性の人獣共通感染症であるリッサウイルス感染症を引き起こす病原体。狂犬病ウイルスはリッサウイルスの一種で、それ以外のリッサウイルスも狂犬病類似ウイルスとも呼ばれている。ウイルスの構造や性質は狂犬病ウイルスと類似しているため、狂犬病ワクチンが治療にも有効と考えられている。
疾管署は、野生のコウモリにかまれた場合には、医師の診断に基づき、狂犬病ワクチンを接種するか、狂犬病免疫グロブリンを接種することを推奨している。問題のコウモリと接触したコウモリ飼育団体のボランティア5人は既にワクチン接種を受けた。
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