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ペガトロンQ3は10%減益、台湾元高が影響


ニュース 電子 作成日:2016年11月11日_記事番号:T00067357

ペガトロンQ3は10%減益、台湾元高が影響

 電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)が10日発表した第3四半期純利益は53億8,000万台湾元(約180億円)で、前期比34.9%増ながら、前年同期比では10.5%減だった。台湾元高による為替差損17億元の計上が響いた。11日付経済日報が報じた。

 ペガトロンの第3四半期粗利益率は4.8%と、前期比2.3ポイント下落、前年同期比1.9ポイント下落し、過去3年で最低だった。営業利益率も2.5%と、前期比1.4ポイント下落、前年同期比1.3ポイント下落し、過去2年半で最低だった。営業利益は78億元で前期比11.2%減、前年同期比33.9%減だった。

 ペガトロンは第4四半期の売上見通しについて、米ドル換算であれば前年同期と同水準になると予測した。ノートパソコン出荷台数が前期比25~30%増となる一方、マザーボードとデスクトップPCは15~20%減少する見込みだ。