ニュース 商業・サービス 作成日:2016年11月11日_記事番号:T00067365
太平洋崇光百貨(太平洋そごう)は10日、台北市の忠孝館、復興館、敦化館で週年慶(創業祭)セールを開始した。開店間もなく沖縄からの日本人ツアー客が化粧品コーナーに押し寄せるなど、円高を背景にお得な買い物をしようとする日本人の姿が見られた。11日付経済日報が報じた。
1,000人以上の行列ができ、限定商品などに客が殺到した(10日=中央社)
太平洋そごうの呉素吟シニア副総経理は、5月の政権交代後、訪台中国人観光客が減少し、多くの百貨店で売上高が落ち込んだ一方、円高により台湾の百貨店で安い買い物をしようとする日本人観光客が増えたと指摘。同社は台湾までの所要時間が東京より短い沖縄に目を付け、7月から同県唯一の百貨店デパートリウボウ(那覇市)でマーケティングを展開していたという。
太平洋そごうの創業祭セールを訪れたある日本人は「台湾の創業祭セールで販売される化粧品は日本より1~2割安い」と話した。
ZenFone3を60台購入
商品別では化粧品や家電などに人気が集まったが、華碩電脳(ASUS)のスマートフォン「ZenFone3」を購入した沖縄からの日本人観光客もいたという。太平洋そごうは、創業祭セールの前に同機種を一気に60台購入した日本人観光客もいて、企業のキャンペーンプレゼント用と推測。ZenFone3は大画面で他のスマホより非常に安い上、ASUSが10月末に、日本で発売した機種に予想を上回る注文が集まったため受注を停止したことも理由の一つと分析した。
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