ニュース 電子 作成日:2016年11月14日_記事番号:T00067380
鴻海精密工業が11日発表した第3四半期純利益は346億3,500万台湾元(約1,170億円)で、前期比95.8%の大幅増だった。アップルのスマートフォン新機種iPhone7の効果により、連結売上高が前期比16.5%増、前年同期比0.8%増の1兆700億元に上ったことに加え、前期に在庫処分による58億元の損失計上があったことが主因だ。ただ、前年同期比では8.5%減だった。8月にシャープへの出資を完了し、シャープによる約12億元の損失を計上したことが響いた。12日付経済日報などが報じた。
鴻海の第3四半期粗利益率は7.44%と前期比1.43ポイント上昇、前年同期比0.26ポイント上昇し、2013年の国際財務報告基準(IFRS)導入以降で最高となった。営業利益率は3.91%で前期比1.66ポイント上昇、前年同期比0.33ポイント上昇した。
鴻海は第4四半期、iPhone7出荷台数が7,500万台と前期比6割以上増え、増収に貢献する見通しだ。
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